ゲイの一年 ~四季折々~

ゲイとしての今後の人生についてゆるーく考えていきたいと思います。

【ゲイ体験談】塾での出来事

ちょっと前にゲイ体験談を書いて某サイトに投稿したのですが、なんとなくこのタイミングで公開してみることにしました。(※エロ注意)



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ぼくがまだゲイだということを自覚していなかった無邪気な中学生だった頃の話。

 

あの頃のぼくは高校受験を間近に控え、中学と学習塾を往復する毎日だった。来る日も来る日も勉強。学校の授業を受けて、家に帰って宿題をやり、それから塾で受験対策講座を受ける。頭の中はいつも英単語や難読漢字、数学の方程式でいっぱいだった。

 

ただ、そんな勉強中心の生活を送っているとはいっても身体はいたって健康な思春期男子。性欲は今の数倍は強かったんじゃないかと思う。授業中に股間がいつの間にかおっきくなって、ズボンの前が窮屈になることは日常茶飯事。とにかくいつも股間が熱くて、その一点に意識のすべてを吸い込まれてしまうということがぼくの日常だった。

 

 

ある日のこと。

 

その日はいつも通り中学から帰って軽食を摂り、夜の時間の塾の授業に出たと記憶している。まだ受験が差し迫っていない暖かい季節だったからだろうか、その日に限っては特に股間の衝動が激しかった。

 

ぼくの通っていた塾では2人掛けの長机を使っていた。前後の机の感覚は狭く、後ろの机を背もたれのようにくっつけられるほどの密着具合。椅子も2人がようやく一緒に座ることができる長さで、間にカバンを置いたらスペースがなくなってしまうほどだった。

 

そんな窮屈な環境がぼくの性衝動を後押ししたのだろうか。ぼくは自分でもどうしようもできないくらい、隣に座っている男の子の股間を触ってみたくなった。隣に座っている子は、違う中学に通うツルタくん(仮名)。ツルタくんは白い肌に黒髪短髪を備えていて、特別に男前というわけではなかったけれど、純朴な若い男の子っていう感じのかわいい子だった。

 

 

ぼくは最初の一手を覚えていない。ゲイだと思われて気持ち悪がられないだろうかとか逡巡した記憶も一切ない。ただ何も考えず、無心でツルタくんの股間に手を伸ばした。

 

ツルタくんは特に大きなリアクションをとらなかった。ぼくの方を一目チラっと見たかもしれない。ただそれだけで、ぼくの手は彼の股間に受け入れられた。そこから、ぼくと彼の暗黙の合意が出来上がったのだ。

 

 

ツルタくんにはぼくの股間を触り返さなかったから、たぶんゲイではなかったんだと思う。だけど、彼はぼくに触られることに対して抵抗をしなかったから、そうされることに気持ち良さは感じていたのだろう。

 

 

その日を境に、ぼくたちの秘密の遊びは始まった。授業が退屈になったり講師が板書をしているタイミングで、ぼくはツルタくんの股間にこっそりと手を伸ばす。ズボンの上にそっと手を置き、彼の股間の形を手で感じる。それから少しだけ竿に沿って動きをつけてみたり、あえて太ももに手を置いて焦らしてみたり。

 

いけないことをしているということは分かっていた。ただ、何がどのようにいけないのかの理由を深く考えないようにしていたし、その愉しさを失くしてしまうということは若いぼくたちにはできなかった。

 

 

だけど、楽しい日々もいつかは終わりを迎えてしまう。ぼくは一線を越えてしまったのだ。

 

いつものようにツルタくんの温かくてやわらかい股間に手を伸ばしていたぼくは、もっと直に触ってみたい、たくさん触ったどうなるのか最後まで見てみたいという気持ちが抑えきれなくなっていた。

だから、本能の赴くまま、彼のズボンの中にまで少しずつ手を差し込んでいった。手元はまったく見えていないから、想像だけで中に入っていく。ここにチャックがあるから下ろそう、パンツの前ポケットはここかな、という具合に。そうしてとうとうツルタくんの生の部分にたどり着くことができた。

 

初めて触った生のモノは、ペタペタと湿気を帯びた触感だった。そして肌にまとわりつくような質感。男特有の臭いで満たされたそこを手の感触だけで探検することは非常にワクワクした。まずは竿を一通り感じた後、玉の方まで手を伸ばした。皮の薄さやピロピロと伸びる柔軟性を堪能した。

それから、今まではやらないようにしていた竿の前後運動もしてみた。すると、少しずつ大きさは増し、ツルタくんの呼吸にもやや乱れが生じ始めた。ぼくはそれがとても楽しくなった。楽しくて楽しくてどうしようもないほどで、だからついついやり過ぎてしまった。このまま彼がイッてしまってもいいのではないかと。

ぼくはラストスパートをかけようと、彼の竿を握る手に力を入れた。ただ、そこでぼくの手の動きは抵抗する彼によって阻まれてしまった。さすがに授業中だからとぼくも思い直し、それからは何事もなかったかのように前のホワイトボードに意識を向けた。

 

 

それからぼくとツルタくんの間ではなんとなく気まずい雰囲気が流れるようになり、彼の股間に手を伸ばすことができなくなってしまった。その後、クラスの編成が変わり、ツルタくんとはいつの間にか疎遠になってしまった。

 

 

 

あの日、あそこまで攻め込まなければよかったかなと思う一方、そこで終わることができてよかったのかなと今になって思う。ツルタくんとの秘密の遊びを失ってからのぼくは勉強に打ち込み、見事第一志望に合格することができた。

 

ただ、あの日の経験があったからこそ、ぼくは男の体のおもしろさを知ることができた。それがぼくのゲイとしての人生に影響を及ぼしたということは言うまでもない。おわり