ゲイの一年 ~四季折々~

ゲイとしての今後の人生についてゆるーく考えていきたいと思います。

土曜の夜

ゴールデンウィークが終わって1週間経った今日この頃。
土曜日の夜はぼく的ゲイナイトだった。


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まずはゲイの読書サークルへの参加。この読書サークルはぼくのゲイ活の原点(?)ともいえる大切な居場所であったりする。

今回はアメリカの児童書「Wonder」という本が課題本だった。顔に重度の障害を抱える(要するに見た目が個性的すぎる)男の子が、初めて通う学校でどのように周りの人と関わっていくかという物語だったんだけれど、読書会の課題本としては久しぶりに高評価(☆4.5)で楽しく参加することができた。

この本が良かったのは、誰もが身の回りの出来事と重ね合わせることができるような普遍的だけど大切なテーマを、子どもから大人までみんなが分かりやすいような文章と設定でやさしく描いているからだと思う。


ぼくの働く学童クラブには60人近い人数の子どもたちがいるんだけど、明らかに環境に適応できていない、空気の読めない子がいたりする。そういった子は軽度の発達障害の診断がされていて、場にそぐわない言動をしてしまうことを職員は理解して対応するように心掛けている。

だけど、そういった明らかに不適応な子どもに対して、周りの子たちがどう思うか、そしてその子に対してどのような関わりをさせていくかをすべてコントロールすることはすごく難しいことだと思う。
まだまだ子どもだから「障害じゃねーの?」「あの子って頭おかしいの?」ということを何の気なしに言っちゃったりする。もちろんそんな表面的な言動は指導すれば改善することはできるんだけど、子どもに対して「あの子は特別な子どもだから、そういった特性を知ったうえでさらに仲良くしてあげてほしい」なんてお願いしても、そんなことを聞いたところで友だちになれねーよ!ってなると思う。



読書会でそのことについても少し話し合ったんだけど、”障害があるから”という理由で偽善的に仲良くしてあげる必要はなくて、一緒にいて気が合うなら”障害があっても”別に友人関係に影響はないよね~っていう気楽な感じが一番好ましいと感じた。



あと、この本の感想として、読書会に新メンバーとして入ってきたお兄さんが、「この小説の顔に重度の障害がある主人公には(愛してくれる家族や友だち)といった安全基地があるから、障害があっても前向きに生きていけるんだよね!」と話していたのが意外と染みた。
ゲイの場合も、ゲイというセクシャリティを認めてくれる安全基地があることでより前向きに生きていけよねということに話は繋がり、「なるほどなるほど♪」とうれしくなりながら聞いていた。

ぼくにとっての安全基地はこの読書サークル、そして大切な友人(パパ&ママ)。新メンバーのお兄さんも「このサークルがそんな安全基地になったらいいな」と話していたから、ぜひそうなるといいなとぼくも思う。

ということで、また仲良くなれそうな人と出会えてうれしいなっていう話なんだけど、サークルではたまに心が沈む出来事も起こるということも一応書き記しておく。


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   ~小休止~


それはぼくが課題本を選定する番になったときのこと。ぼくが課題本として決めようと思っていた本は絶版(すでに出版されていない)だったため、「気軽に入手できないからそんな本を選ぶべきではない」というフィードバックを受けた。
フィードバックを受けるだけならいいんだけど、そのフィードバックの伝え方が明らかにぼくの気持ちを害しても構わないといったような当たりの強い表現だったため、そこには強い心理的抵抗を覚えた。

ぼくはこの読書サークルに長く関わっていきたいという気持ちが強い。だからこそ、こんな当たりの強い発言が平気で交わされる雰囲気を容認したくないから、その人に対して結構強く反発した。

結果的にぼくのせいでサークルの空気が重くなってしまったのは申し訳ないんだけど、やはりモヤモヤ感を蓄積させないということは大事だと思う。ぼくはそんなくだらないモヤモヤ感の積み重ねで、この大切なサークルを嫌いになりたくない。言うべきことははっきりと伝えて、お互いに譲歩しあえるところを探っていきたい。

うん。

まぁだから、ぼくは絶版の本がイヤだという意見が少なくないという情勢を鑑みて、もう少し課題本の選定について検討することにする。その代わり、サークル内では優しい口調で物事を伝え合うという文化を形成していきたい。




なんか読書会の話が思っていたより長くなっちゃたけど、もう少し続けます。


土曜の夜、読書会の後はゲイ友(通称ママ)がゲイバーの店子デビューをしたので、その体験入店をお祝いするために二丁目のゲイバーへと向かった。

ママが店子デビューするまでの経緯としては、

ママはゲイの出会いの場では参加者ではなくスタッフ側的なポジションの方が向いているよね → ゲイバーの店子になれば? → ゲイバーに詳しいかねごんさん に相談してみよう → 働き先決定!

っていう感じ。その間、1週間もなかったんじゃないかな?めっちゃスピーディ。


ママが働くゲイバーは、ゲイに限らず、ノンケの男女も来るし、ぼくたちが行ったときには自称MtFで心は女子中学生、どぎつい下ネタ連発のおじさんもいて、ここに来るお客さんはホントに多種多様だなぁと感じた。

肝心のママの働きぶりはというと、いつも通りの話し方ですでに店子としてさまになっている。ノンケの年上女性の愚痴にも丁寧に話を聞いて付き合ってあげているのは、ママだからこそなせる技であり、ぼくには真似できないことなので普通にすごいと思った。

そんな感じで、ママはゲイバーの店子として上手いことやっている。だからママが店子として働き続けている間はぼくもちょくちょく二丁目に顔を出そうかなと思う。次に二丁目に行くのはまた来週。楽しみ♪